Renaissance and Baroque musical instruments
by Grzegorz Tomaszewicz
バロック期のD管フラウト・トラヴェルソ

17世紀の後半と18世紀の楽器音楽の成長によりフルートの構造が大きく変化しました。Esキイができて、管体が円錐管になり、マウスピースが大きくなり、音量がかなり増えました。三・四部式のフルートが登場しました。そのリング/管先の増強部にはたいてい象牙が使われました。フルートの製作に使う木材はセイヨウカジカエデ、ヨーロッパカエデ、烏木、プラム、セイヨウツゲ、オリーブなどでした。フルート贅沢なバーションは完全に象牙で作られました。
GTのバロック・フルートは烏木、セイヨウツゲ、アフリカン・ブラックウッド、ローズウッドと紫檀です。リングは偽象牙のプラスチックまたは海外木材で製作いたします。キーは純粋の銀です。
現在、バロック・フルートを415 Hzと440 Hzの二種類を製作しております。それはB. Kuijken コレクションのG.A. Rottenburgh (1703-1768)のコピーとA.Grenserのコピーです。A.Grenserの本物はドイツのニュルンベルクの国立博物館で見ることができます。
写真

Baroque flute piccolo: I.H.Rottenburgh

A. Grenserのコピー 交換部品付き415, 430, 440 Hz

G. A. Rottenburgh のローズウッドのフラウト・トラヴェルソ

G. A. Rottenburgh のセイヨウツゲのフラウト・トラヴェルソ

G. A. Rottenburgh のアフリカン・ブラック ウッドのフラウト・トラヴェルソ

J.W. Oberlender

Thomas Stanesby Jr (1692-1754)

Hotteterre 392 Hz (around 1700)

Early Baroque Flute - Assisi 392, 440 and 415 Hz
